[BOOKデータベースより]
自分が生きてきた証を残すためでなく、自分の死後を始末するためでもない、「引き継ぎ」とは一体どういうものか。残されるものとして、パートナーとどう接していけばいいのだろうか。死という“点”をとおして、夫婦とは、結婚とは、そして、ともに生きる意味とは何かを考える。
第1章 金子哲雄の死の準備(金子哲雄は、なぜ死の準備に積極的に取り組めたか;連続した「今」の延長線上で、死を迎える ほか)
第2章 引き継げる関係をつくっておく(引き継ぐ時には、もう「あの世サイド」にいる;最初の期待値は低いほうがいい ほか)
第3章 「引き継ぎ」から生まれること(人間関係は死後も継続される;生と死の境は線一本 ほか)
第4章 「死」とは何か?(医療のせいにしすぎない;「死の受容」という言葉に違和感 ほか)
第5章 「引き継ぎ」のすすめ(エンディングノートはいらない;引き継ぎに必要なもの ほか)
流通ジャーナリストだった故・金子哲雄氏の妻が考える「引き継ぎ」とは。哲雄氏が死の間際に用意した「自分が死んだ後のこと」とは。死という“点”を通して、夫婦とは、結婚とは、共に生きる意味とは何かを考える。
流通ジャーナリストだった故・金子哲雄氏の妻が考える「引継ぎ」とは。哲雄氏が死の間際に用意した「自分が死んだ後のこと」とは。