[BOOKデータベースより]
第1章 自由とは何か―カント、ブラットマン、シェリング、ネーゲルを視野に(選択可能性;実行する―理由なき自己決定;自由論の展開)
第2章 私たちが自由であるということ―ヘーゲルの自由論(『自然法論文』における自由論;「絶対的な自由」―真に自分自身であること、自分自身に固執しないこと)
第3章 因果関係・法則性・自由―デイヴィドソン、ヴァン・インワーゲン、サールの批判的検討(行為の因果説・「非法則的一元論」―デイヴィドソンの提起;因果という問題的想念(物的出来事をめぐって)―デイヴィドソン批判(1);因果という問題的想念(心的出来事をめぐって)―デイヴィドソン批判(2);自然科学的法則性と自由との両立―ヴァン・インワーゲンの示唆;「飛躍」の行為論―サールへの評価と批判)
近代大陸系のカント、ヘーゲルから現代英米系のデイヴィドソン、サールまでの議論を批判的に検討することで、自分自身が他者と生きるという連続性を多面的に論じる。哲学的な自由論の確立をめざす思索。
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近代大陸系と現代英米系の議論を批判的に検討し、他者と生きる連続性を多面的に論じる。哲学的な自由論の確立をめざす試み。 私たちが自由であるとはどういうことか.善のみならず悪の選択も含めるならばいかなる自由の形態の可能性があるのか.近代大陸系のカントヘーゲルから現代英米系のディヴィッドソンサールまでの議論を批判的に検討することで自分自身が他者と生きるという連続性を多面的に論じる.哲学的な自由論の確立をめざす思索.