- 安吾さんの太平洋戦争
-
- 価格
- 817円(本体743円+税)
- 発行年月
- 2013年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569760407
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 安吾さんの太平洋戦争
-
価格:990円(本体900円+税)
【2024年01月発売】
- 荷風さんの戦後
-
価格:836円(本体760円+税)
【2009年04月発売】
- 荷風さんの昭和
-
価格:990円(本体900円+税)
【2012年05月発売】
- 漱石先生、探偵ぞなもし
-
価格:660円(本体600円+税)
【2016年11月発売】
- 半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義
-
価格:693円(本体630円+税)
【2013年08月発売】
[BOOKデータベースより]
人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない。―安吾の『堕落論』は、戦争中の日本人の「狂気」に対する完膚なきまでの批評から生まれた。本書は、太平洋戦争開戦を描いた「ぐうたら戦記」から、戦後GHQによって闇に葬られた「特攻隊に捧ぐ」まで、安吾の作品と人生に寄り添いながら、歴史探偵が「戦時中の昭和」という時代を活写する。
第1章 恋の炎と革命の嵐―昭和十一年
第2章 京都でのデカダンの日々―昭和十二年
第3章 国家総動員法のもとに―昭和十三年
第4章 日本の駆逐艦とソ連の戦闘機―昭和十四年
第5章 世界や日本の激動に我不関焉―昭和十五年
第6章 太平洋戦争がはじまった年―昭和十六年
第7章 チンドン屋と九軍神―昭和十七年
第8章 どんな犠牲をはらっても飛行機を―昭和十八年
第9章 戦勢急転落と「魔の退屈」―昭和十九年
第10章 焼夷弾の降りしきるとき―昭和二十年
第11章 「人間は堕ちる、人間は生きる」―昭和二十一年