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[BOOKデータベースより]
近年、ユーロ圏の財政・金融危機が取り沙汰される一方で、国際通貨であるドルの脆弱性もささやかれている。依然ドルの影響力が大きいアジア圏では、経済成長いちじるしい中国の人民元が、今後、基軸通貨として擡頭してくるだろう。しかし人民元の覇権は、日本経済を衰退させる危惧があるのみならず、アジア諸国の安定成長を阻害しかねない。日本の通貨戦略はどうあるべきか。アジア経済の今後を占う。
第1章 アジアで、ドル基軸通貨体制は続くのか
第2章 通貨・金融協力はどこまで進んだか
第3章 円と人民元の現状
第4章 アジア通貨統合という「壮大な夢」
第5章 アジアは人民元圏になるか
終章 日本が中流国に後退しないために
人民元の覇権は、日本経済を衰退させる危惧があるのみならず、アジア諸国の安定成長を阻害しかねない。日本の通貨戦略はどうあるべきか。アジア経済の今後を占う。日本経済復興の岐路は、今。
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ドルとユーロの信頼が危ぶまれるなか、アジア経済は転換点を迎えている。人民元の専横か、アジアの連帯か。通貨覇権の行方を展望する。