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- 公爵と銀の奴隷
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ハーレクイン・イマージュ Iー2274
The silver slave.ハーパーコリンズ・ジャパン
ヴァイオレット・ウィンズピア 堺谷ますみ- 価格
- 723円(本体657円+税)
- 発行年月
- 2013年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784596222749
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[BOOKデータベースより]
ロザリーは、ポルトガル沖の島ヴォース・ド・マールへやってきた。島の領主ドゥアルテ・アルド公爵の娘の家庭教師として、小宮殿と呼ばれる屋敷に住み込みで働くためだ。初めて会った公爵は見上げるほど背が高く、威圧的で、6年前に悲劇的な事故で妻を亡くしたということだった。ロザリーは、彼の謎めいた目に見つめられるのが苦手だった。なぜか落ち着かない気分になり、つい生意気なことを言ってしまう。馴染みのない感情をもてあまし、ロザリーはひとりピアノを弾いた。夕闇の中、公爵がじっと耳を傾けていることに気づいたとき、彼が言った。「誰か、愛する男を思って弾いていたのだろう?」ロマンスの草創期に活躍した不世出の名作家が1972年に出版した作品の初邦訳。印象的な台詞の数々と美しい描写に彩られたロザリーの初恋が、みずみずしく、そして切なく、読者の心を震わせる。