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- コリーニ事件
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Der Fall Collini.
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2013年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784488010003
[BOOKデータベースより]
2001年5月、ベルリン。67歳のイタリア人、コリーニが殺人容疑で逮捕された。被害者は大金持ちの実業家で、新米弁護士のライネンは気軽に国選弁護人を買ってでてしまう。だが、コリーニはどうしても殺害動機を話そうとしない。さらにライネンは被害者が少年時代の親友の祖父であることを知り…。公職と私情の狭間で苦悩するライネンと、被害者遺族の依頼で公訴参加代理人になり裁判に臨む辣腕弁護士マッティンガーが、法廷で繰り広げる緊迫の攻防戦。コリーニを凶行に駆りたてた秘めた想い。そして、ドイツで本当にあった驚くべき“法律の落とし穴”とは。刑事事件専門の著名な弁護士が研ぎ澄まされた筆で描く、圧巻の法廷劇。
[日販商品データベースより]新米弁護士のライネンは、実業家を殺した男の国選弁護人を買ってでた。だが、被疑者はどうしても動機を話そうとしない。さらに被害者が少年時代の親友の祖父だと知り…。刑事事件弁護士が描く、圧巻の法廷劇。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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- ひぽぽたます
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一気に読める
ドイツの現役弁護士によるミステリー。
ドイツではこの本が指摘した法律の「矛盾」が社会問題化し、実際に法改正が検討されることになった問題作。
・・・と、色々前評判が良かったので購入。片手間に読むはずが、気がついたらラストまで一気に読んでしまった。
裁判を進行させながら、主人公の新人弁護士や、殺人犯人であるコリーニの過去がフラッシュバックのように挟み込まれていく。初めは逃げ腰だった新人弁護士が、真実の究明に邁進しながら成長する姿が、作者の過去とも重なる。
特に世界史近現代に興味ある人には超おすすめ。それほどでもない人でも、読んで損はないと思う。
個人的には時々顔を出す「ロマンス」が好みじゃなかったので(これは人による)★4つ
殺人事件と法廷で繰り広げられる緊迫の攻防戦を通して、事件をめぐる人々を見事に活写する。ヨーロッパ読書界を席巻した傑作。