[BOOKデータベースより]
EUの標語としてよく用いられる「多様性における統一」の観点から、ヨーロッパ統合の法的側面における基本原理、統合と多様性とのせめぎ合いを扱い、EU法にとどまらずヨーロッパ人権条約を含めて広義のヨーロッパ法を考察する。
第1部 ヨーロッパ法秩序の把握(憲法多元主義―ヨーロッパ法秩序をめぐる議論の構図;権限移譲―EU投資法の形成;EU社会法の柔軟性と正当性―非典型雇用差別禁止の法規制を素材として)
第2部 「多様性における統一」の実際(公正な裁判と論告担当官―ヨーロッパ人権条約6条に試されるフランス行政法;陪審評決の理由附記義務―主観的判断と客観的判断の相克;ヨーロッパ人権条約における婚姻に対する権利の一断面―近親婚に関する判決を素材とした条約規範とフランス民法規範の相克;EU統合下における地域と国家主権の位相)
変化するEUの現在を読み解くシリーズ。第3巻は法・政治の視点から法秩序の把握・多様性の中の単一性に焦点を当てる。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 欧州グリーンディールとEU経済の復興
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2023年02月発売】
- EU離脱
-
価格:946円(本体860円+税)
【2020年02月発売】
- 新EU法 基礎篇
-
価格:3,740円(本体3,400円+税)
【2013年06月発売】
変化するEUの現在を読み解くシリーズ。第3巻は法・政治の視点から法秩序の把握・多様性の中の単一性に焦点を当てる。