アメリカは戦争をこう記憶する

Ｒｅｍｅｍｂｅｒｉｎｇ　ｗａｒ　ｔｈｅ　Ａｍｅｒｉｃａｎ　ｗａｙ．

松籟社
Ｇ．カート・ピーラー　島田真杉　布施将夫　岩本修　藤岡真樹　森山貴仁　金子典生　

• 価格: 2,096円（本体1,905円＋税）
• 発行年月: 2013年03月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784879843159

内容情報

[BOOKデータベースより]

アメリカ史上、大規模な戦争を免れた世代はこれまでない。そしてその戦争の記憶の仕方こそが、アメリカ国民のアイデンティティを形成する上で決定的な役割をはたしてきた―。

第１章　戦争のなかで創り出された国の記憶
第２章　南北戦争の二つの遺産―記憶をめぐる対立と和解
第３章　「戦争をなくすための戦争」を記憶する
第４章　「よい戦争」としての第二次世界大戦、そして新しい記憶のありかた
第５章　朝鮮戦争からベトナム慰霊碑へ

[日販商品データベースより]

戦争経験がアメリカのアイデンティティを形作ったという観点に立ち、アメリカ社会が戦争をどう記憶し表象しようとしてきたか、様々な団体が戦争記念のしかたをめぐりどうせめぎ合ってきたかなどを検討・考察する。