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- カフカと映画
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Kafka und der Film.
- 価格
- 3,740円(本体3,400円+税)
- 発行年月
- 2013年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784560082744
[BOOKデータベースより]
映画がなければカフカは生まれなかった。カフカは映画が好きだった。観た映画も日記や手紙からわかっている。映像表現から想を得た手法が彼の作品には随所に見られる。もしカフカが映画に「恋して」いなかったら。映画と文学を考える刺激的な一冊。
序章 オープニング・クレジット
第1章 動くイメージの美学
第2章 映画のまなざしの練習―『観察』
第3章 交通と映画―『街道の子供たち』『失踪者』『審判』
第4章 追跡劇―『失踪者』
第5章 ドッペルゲンガー―『審判』
第6章 身振りの映画劇場―『兄弟殺し』
第7章 ステレオスコープ的視覚―『猟師グラッフス』
第8章 トランシルヴァニアの測量士―『城』
第9章 エンドクレジット
カフカは映画が好きだった。映像表現から想を得た手法が、彼の作品には随所に見られる。「城」と「吸血鬼ノスフェラトゥ」の共通点など、表現をめぐる刺激的な関係が明らかに。映画と文学を考える刺激的な1冊。
カフカの作品に応用された映画の手法。『城』と《吸血鬼ノスフェラトゥ》の共通点など、表現をめぐる刺激的な関係が明らかになる。