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[BOOKデータベースより]
1 地輪峠―夢み悩みし(病床で聞いた高麗太鼓の音―「いたつきてゆめみなやみし」;愛された北上台地の神々―「水と濃きなだれの風や」 ほか)
[日販商品データベースより]2 火輪峠―たそがれ思量惑く(響き渡る法華経如来寿量品―「たそがれ思量惑くして」;交感する外山の光景―「悍馬(一)」 ほか)
3 水輪峠―「流氷」(問い続けるほんたうの幸福―「氷柱かがやく窓のべに」;記された文語詩の滅諦・道諦―「来賓」 ほか)
4 風輪峠―「風桜」(豊富な知識を駆使した花壇作り―「著者」;支援していた労農党―「ほのあかり秋のあぎとは」 ほか)
5 空輪峠―吹雪かゞやくなかにして(懊悩する魂が求める光―「血のいろにゆがめる月は」;否定する他人真似のインテリ―「車中(一)」 ほか)
晩年の宮澤賢治の心境を知るのに欠くことのできない文語詩による作品群。難解とされてきた文語詩50篇に内容を要約した表題を付し、地、火、水、風、空の5章に分類。作品を読み解くことで、賢治世界の本質に迫る。