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[BOOKデータベースより]
漢は“おとこ”にあらず。おばさんと呼ばれる女たちこそ漢“おんな”である。老いと戦い、からだと戦い、家族と戦い、世間と戦い、平安な日々はやってくるのかしら?無頼で軽妙な調べにのせて伊藤比呂美が漢“おんな”たちにおくる…。
初冬やくそ暑いのは我ばかり。
[日販商品データベースより]寒鼠最期はゴミとなりにけり。
本命のチョコ食いあかす犬心。
経血やしょぼしょぼしょぼと寂しそう。
朧月夜の目も寝ずに数独かな。
五十五のやぶれかぶれの色気かな。
春あらし山もめらめら燃えておる。
桜さき骨うきあがる散りぬるを。
ゆく春や鬼のいぬ間に何をせう。
目に青葉愛染かつらクリームパン。〔ほか〕
漢は「おとこ」にあらず。おばさんと呼ばれる女たちこそ漢=おんなである…。50代半ば、詩人は戦っている。閉経に向かう肉体と。父の介護と。夫へのムカつきと。更年期を生きる女たちに捧ぐ喜怒哀楽エッセイ。