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日本人としての誇りを貫いた男の生涯 PHPビジネス新書 256
PHP研究所 水木楊
英米を欺き、官僚に楯突き、戦後の日本人に希望を与えた男。出光は一途なほど日本という国を愛しながら、国家官僚を徹底して嫌った。戦時中は軍部にも堂々と楯突いた。その行動は奇想天外。つねに人の意表をつき、非常識と罵倒される。だが、時が移ると、世は出光の決断にいつの間にかなびいていた。
第1章 土壇場の勝負師―破天荒な実行力(ベベと呼ばれた少年―体質虚弱で近視;ストの首謀者―本が十分に読めないからこそ、「考えに考えて考え抜いた」 ほか)第2章 新参者―愚直な突破力(割り込み―実証してこそ、既得権は打ち破れる;常識破り―理屈、肩書きを捨て、体を動かせ ほか)第3章 飛翔―孤軍奮闘(一人も首にするな―「この戦争で本当の意味で負けたのはアメリカだ」;タンクの底をさらえ―目先の利益に囚われない行動 ほか)第4章 俯仰天地に愧じず―矢は石をも徹する(めずらしい名の男―イラン人との出会い;機熟す―情報を徹底的に集める ほか)第5章 経営哲学の具現―人間をつくることが事業(赤い石油―国家的見地に立つ;マンモスタンカーの出現―「造船・日本」を導くパイオニア ほか)
大正の初め、関門海峡で、「海賊」と呼ばれる男がいた。「海に下関とか門司とかの線でも引いてあるのか」と言い放ち、燃料油を売りまくった。数年後、男は満州に乗り込み、メジャー石油会社と闘い、潤滑油納入を勝ち取る。そして英国がイランと国交断絶し、ペルシャ湾に英国海軍が待ち受ける中、大海へと乗り出した。▼戦後日本人が意気消沈する中、米英を欺き、国家官僚に逆らい日章丸をイランに派遣した出光。海賊といわれた男の半生を活写し、その熱き言葉を披瀝する。▼「イラン石油に輸入は堂々天下の公道を闊歩するもので、天下に何ひとつはばかることもない。ただ敗戦の傷の癒えぬ日本は正義の主張さえ遠慮がちであるが、いま言った理由から、日本国民として俯仰天地に愧じざることを誓うものである」。出光は乗組員に堂々と胸を張れと励ました。▼財務諸表よりも社員を大切にした勝負師の半生を活写し、その熱き言葉を披瀝する。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
英米を欺き、官僚に楯突き、戦後の日本人に希望を与えた男。出光は一途なほど日本という国を愛しながら、国家官僚を徹底して嫌った。戦時中は軍部にも堂々と楯突いた。その行動は奇想天外。つねに人の意表をつき、非常識と罵倒される。だが、時が移ると、世は出光の決断にいつの間にかなびいていた。
第1章 土壇場の勝負師―破天荒な実行力(ベベと呼ばれた少年―体質虚弱で近視;ストの首謀者―本が十分に読めないからこそ、「考えに考えて考え抜いた」 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 新参者―愚直な突破力(割り込み―実証してこそ、既得権は打ち破れる;常識破り―理屈、肩書きを捨て、体を動かせ ほか)
第3章 飛翔―孤軍奮闘(一人も首にするな―「この戦争で本当の意味で負けたのはアメリカだ」;タンクの底をさらえ―目先の利益に囚われない行動 ほか)
第4章 俯仰天地に愧じず―矢は石をも徹する(めずらしい名の男―イラン人との出会い;機熟す―情報を徹底的に集める ほか)
第5章 経営哲学の具現―人間をつくることが事業(赤い石油―国家的見地に立つ;マンモスタンカーの出現―「造船・日本」を導くパイオニア ほか)
大正の初め、関門海峡で、「海賊」と呼ばれる男がいた。「海に下関とか門司とかの線でも引いてあるのか」と言い放ち、燃料油を売りまくった。数年後、男は満州に乗り込み、メジャー石油会社と闘い、潤滑油納入を勝ち取る。そして英国がイランと国交断絶し、ペルシャ湾に英国海軍が待ち受ける中、大海へと乗り出した。▼戦後日本人が意気消沈する中、米英を欺き、国家官僚に逆らい日章丸をイランに派遣した出光。海賊といわれた男の半生を活写し、その熱き言葉を披瀝する。▼「イラン石油に輸入は堂々天下の公道を闊歩するもので、天下に何ひとつはばかることもない。ただ敗戦の傷の癒えぬ日本は正義の主張さえ遠慮がちであるが、いま言った理由から、日本国民として俯仰天地に愧じざることを誓うものである」。出光は乗組員に堂々と胸を張れと励ました。▼財務諸表よりも社員を大切にした勝負師の半生を活写し、その熱き言葉を披瀝する。