[BOOKデータベースより]
夫・新島襄から「ハンサムウーマン」といわれた八重の原点は会津にあった―。凄まじいほどの団結力を発揮し、薩長政府軍を相手に、死闘を演じた会津藩。不安と混乱のなかで、会津の女性たちがとった行動には、現代人の心を打つものがある。主君・松平容保の義姉・照姫を中心に数百人もの女性が篭城し、一糸乱れぬ戦闘を続け、特に八重は最新式のスペンサー銃で、土佐兵に壊滅的打撃を与えた。炊事、洗濯、看護、弾薬製造など多方面で藩を支えた女性たち。会津で懸命に生きた若き日の八重らを追う。
第1章 八重の家族
第2章 動乱の京都
第3章 幕末てんやわんや
第4章 奥羽鎮撫総督府
第5章 白河は奥羽の咽喉
第6章 空白の三ヶ月
第7章 母成峠敗れる
第8章 会津城下の戦い
第9章 もはや勝利なし
終章 八重の回想
兄・覚馬から銃の扱いを習い、弟・三郎の死によって戦いを決意。筋の通った会津藩の武士道のなかで、逞しく育った山本八重。会津藩の悲劇と、八重の波乱に富んだ若き日々を描く。
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兄・覚馬を師と仰ぎ会津藩の武士道のなかで、たくましく力強い女性に育った山本八重。生涯自分の可能性に挑み続けた力の源をたどる。