徳川吉宗

日本社会の文明化を進めた将軍
日本史リブレット　人　０５１

山川出版社（千代田区）
大石学　

• 価格: 880円（本体800円＋税）
• 発行年月: 2012年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784634548510

内容情報

[BOOKデータベースより]

江戸幕府八代将軍徳川吉宗が、徳川宗家以外からはじめて将軍になったとき、社会は低成長期にあり、政治の停滞、財政悪化、災害・疫病の発生など厳しい局面を迎えていた。その状況を打開するため、吉宗は、二九年にわたり強力なリーダーシップを発揮し、国家と社会の大規模な改造＝享保改革を断行した。この結果、日本型社会・日本型システムが確立し、社会は大きく合理化・文明化した。吉宗の発した言葉を直接・間接に集め、彼の実像と改革の歴史的意義に迫る。

日本社会の未来像は享保改革の検討から
１　異色の経歴
２　「革命」政権の成立
３　享保改革―「大きな政府」
４　財政再建と官僚システム
５　尾張宗春との対決
６　増税の強行
７　引退後の生活

[日販商品データベースより]

２９年にわたり強力なリーダーシップを発揮し、国家と社会の大規模な改造＝享保改革を断行した徳川吉宗。本書では、吉宗の発した言葉を直接・間接に集め、彼の実像と改革の歴史的意義に迫る。