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- 井伏鱒二と「ちぐはぐ」な近代
-
漂流するアクチュアリティ
新曜社
滝口明祥
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2012年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784788513143

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[BOOKデータベースより]
「庶民派」井伏鱒二は、漂流民、亡命者、移民なども多く描いた。彼の作品に見られる異種混淆性に「可能性の中心」を見出し、“近代”の奇妙さを炙り出した、気鋭の力作評論。
作家イメージの系譜学―「庶民文学」という評価の形成
[日販商品データベースより]「ナンセンス」の批評性―一九三〇年前後の諸作品
観察者の位置、あるいは「ちぐはぐ」な近代―「朽助のゐる谷間」
シネマ・意識の流れ・農民文学―『川』の流れに注ぎ込むもの
「記録」のアクチュアリティ―「青ケ島大概記」
“あいだ”で漂うということ、あるいは起源の喪失―『ジヨン万次郎漂流記』
歴史=物語への抗い―『さざなみ軍記』
「純文学」作家の直木賞受賞―『ジヨン万次郎漂流記』から『多甚古村』へ
戦時下における「世相と良識」―『多甚古村』
占領下の「平和」、交錯する視線―『花の町』〔ほか〕
「庶民派」井伏鱒二は、漂流民、亡命者、移民なども多く描いた。彼の作品に見られる異種混淆性に「可能性の中心」を見出し、「近代」の奇妙さを炙り出す。通説を覆す気鋭の力作評論。