- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- 蒼き信長 下巻
-
- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2012年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101305240
[BOOKデータベースより]
父・信秀の急逝により織田弾正忠家を継いだ信長。だが実弟・信勝の擁立を諦めきれない母・政子は不満分子を集結させ、謀反を企てる。信長はやむなく信勝を手に掛け、永きにわたる織田家の内紛に終止符を打つ。一族の結束を固めた信長は、正室の濃姫と共に今川政略策を練り上げる。そして秀吉や家康との数奇な出会いを力に亡き父の悲願を達成するため、満を持して運命の桶狭間に挑む。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
- 北区の太
-
上昇中
若い(蒼い)時代の信長を描いた下巻。上巻は信秀に割いている割合が多いが、下巻は信長中心。しかし、こちらで非常に重要な役所を果たしているのが、濃姫。斎藤道三の娘の面目躍如という感じで、こういう描かれ方をしている(見目形も含め)濃姫は初めてで新鮮であるが、実際、こういう間柄であったのではないかとも思わせてくれる。下巻がカバーしている時代は、桶狭間〜美濃併合まで。信長が天下布武の礎を築いた期間であり、圧倒的な戦力で他の武将を制圧して行く晩年と違い、戦力不足を戦略と知勇で補って勝利を積み重ねて行く期間。この時代の信長が一番、躍動感があるかも。
父への不信感。母から向けられる憎悪の眼差し。そして度重なる実弟の裏切り……。知られざる信長の青春を描き切る、本格歴史小説。