- ふたたびの加奈子 新装版
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- 価格
- 586円(本体533円+税)
- 発行年月
- 2012年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784758436960
[BOOKデータベースより]
五歳になる一人娘の加奈子を交通事故で亡くした桐原容子は、夫の信樹と“加奈子の魂”の三人で暮らしていた。容子は食事の時も、外出する時も、いつも“加奈子の魂”と一緒だった。だが、そんなある日、“加奈子の魂”は転生の場所を見つけたらしい。妊娠三ヶ月の主婦・野口正美の身体だ。容子は、ひたすら正美の出産を心待ちにするが、そこには意外な現実が待っていた…。愛する子を失った母親の深い悲しみと、魂の“転生”が驚くべき結末をもたらす、感涙必至の長篇小説。
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【2008年10月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 娘を亡くした母親が、悲しみの中で娘の復活を願うというお話なのですが、ただ悲しいだけのストーリーではなく、ファンタジーの要素を強く感じるところがとても良いなと感じました。この作品からは、人の強さや優しさ、家族の大切さ、命の尊さを感じさせられます。世代や性別に関係なく読んでもらいたい作品です。また、映画版の『桜、ふたたびの加奈子』では、娘を亡くした母親の役を演じさせて頂きました。役柄を演じているときは、辛く重たい気持ちになったこともありました。でも監督の「3.11の東日本大震災を受けて、この作品を映画化したいと思った」という気持ちを聞いて、作品にとても強い思い入れを持つことが出来ました。とても美しい映像に仕上がっています。4月6日から全国で公開されますので、ぜひ映画館に足を運んで頂けると嬉しいです!
娘を亡くした母親が、悲しみの中で娘の復活を願うというお話なのですが、ただ悲しいだけのストーリーではなく、ファンタジーの要素を強く感じるところがとても良いなと感じました。この作品からは、人の強さや優しさ、家族の大切さ、命の尊さを感じさせられます。世代や性別に関係なく読んでもらいたい作品です。また、映画版の『桜、ふたたびの加奈子』では、娘を亡くした母親の役を演じさせて頂きました。役柄を演じているときは、辛く重たい気持ちになったこともありました。でも監督の「3.11の東日本大震災を受けて、この作品を映画化したいと思った」という気持ちを聞いて、作品にとても強い思い入れを持つことが出来ました。とても美しい映像に仕上がっています。4月6日から全国で公開されますので、ぜひ映画館に足を運んで頂けると嬉しいです!
広末涼子/著名人 女優
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2013/03/01
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】