- 李白
-
漂泊の詩人その夢と現実
書物誕生 あたらしい古典入門
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2012年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000283021
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[BOOKデータベースより]
自らを「山人」と称する李白。ロマンチックな夢をかきたてる旅も詩作も、実は功名への野望と分ちがたく結びついていた。なぜ、中国のほぼ全域を巡るほど旅の多い人生を送ったのか。シルクロードの交易を担ったソグド人やバクトリア人の商人たちと、李白の出生地の関係に注目し、杜甫や高適など他の「山人」的な詩人たちとの交流のさまを窺いながら、その理由を探る。
第1部 書物の旅路―出生から伝説化、そして詩集、注釈形成へ(李白の生涯と出生地―李白は中国人か?;同時代の評価と伝記;李白伝説の形成;戯曲・小説の中の李白;神になった李白;李白詩文集の出版;李白詩の注釈)
[日販商品データベースより]第2部 作品世界を読む―放浪と実生活の軌跡(四川時代―仙界への希求と功名への野望;壮遊時代;長安での宮廷生活―翰林院時代;放浪時代;流罪と晩年)
自らを「山人」と称する李白。詩仙はなぜ、中国のほぼ全域を巡るほど旅の多い人生を送ったのか。あまたある名作鑑賞からは一線を画し、独自の切り口で、虚像の背後にある詩人の実像に迫る。