中世ヨーロッパの戦い

ビジュアル版
Ｔｈｅ　ｔｉｍｅｌｉｎｅ　ｏｆ　ｍｅｄｉｅｖａｌ　ｗａｒｆａｒｅ．

東洋書林
フィリス・Ｇ．ジェスティス　川野美也子　

• 価格: 4,950円（本体4,500円＋税）
• 発行年月: 2012年09月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784887218048

内容情報

[BOOKデータベースより]

ローマ帝国の分裂後、小国家間の闘争や侵入者との攻防により、戦乱の時代を迎えた西洋中世。政治、経済、宗教はすべて戦闘を優先して営まれ、人々は闘いの中で技術を育み、社会の規律を整えていった。十字軍の遠征、百年戦争、薔薇戦争、コンスタンティノープルの攻防等の大きな会戦から、小さな武力衝突や反乱に至るまで、個々の軍事的指導者たちの活躍を評価しつつ、用いられた戦術や兵器の進化を辿り、原始的な争いが近代的に洗練されてゆく様をつぶさに描く。

第１章　中世初期の軍事
第２章　１１世紀―拡大するヨーロッパ
第３章　１２世紀―城砦と十字軍
第４章　１３世紀―戦争の世紀
第５章　１４世紀―歩兵の革命？
第６章　１５世紀―変革の時代
エピローグ　中世の戦争の限界と遺産

[日販商品データベースより]

１０世紀にわたって、文明の停滞を招いた「暗黒時代」、戦争文化は劇的な発展を遂げ、西洋社会を牽引していた。３００点の図版によって、戦闘の熱気と軍事的指導者たちの横顔を視覚化。巻末に詳細な年表を付す。