[BOOKデータベースより]
「分権的な小さな政府」と民間活用(NPO等)のシステムは、アメリカ自由社会の根本条件である。その本質を税制、福祉、医療、交通政策の分野の検討を通して解明する。
序章 アメリカの分権システムをみる眼
第1章 バージニア州の分権システム―福祉改革を支える郡政府と民間団体のパートナーシップ
第2章 アメリカのNPOと租税優遇措置
第3章 フェデラリズムと政策の不安定性―現代アメリカのフェデラリズムにおける集権化と分権化
第4章 通勤支援とリバース通勤―分権化問題とサービス提供システム
第5章 アメリカにおける州・連邦政府の医療保険規制―規制の分権性と州政府の主導性
第6章 オバマ医療保険改革―無保険者問題の地域性と分権的な無保険者対策
グローバルに展開するアメリカ・モデル経済社会の基盤をなす内的構造の特徴として、厳しい市場メカニズムに対抗して人間社会を防衛する仕組みにおいて、分権的な「小さな政府」に支えられながら民間福祉が柔軟に機能する側面に焦点を当てる。
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