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- ハクティビズムとは何か
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ハッカーと社会運動
ソフトバンク新書 204
- 価格
- 803円(本体730円+税)
- 発行年月
- 2012年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784797369625
ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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- hamachobi
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その後の『HACKERS』
洋泉社の『日本人の知らないウィキリークス』の共著者でもある著者によるハッカー文化の現在を過去の歴史から詳しく書いた本。
その『日本人の知らないウィキリークス』の執筆部分を読んで以来、注目していた著者。
文系出身の著者だけに技術的な記述については、理系の人には物足らないかもしれないが、文系出身の私には、むしろ好ましく思える内容。
今回もハッカー文化の生い立ちから現在のウイキリークス、アノニマスに至るまでを分かりやすく書いていて、とても面白かった。
基本的にハッカーを違法か適法といった観点ではなく、その活動が社会にもたらす効用について、肯定的に描いているのには賛同する。
それは、直接行動が民主主義を補完するものであり、間接民主制の限界を超えるためのものであることを示唆する。
なんてもっともらしいことを言うつもりはないが、考えさせられた。
参考文献にも挙げられているスティーブン・レビーの『ハッカーズ』を読んで胸を躍らした自分としたは、その現代版として読めてとても良かった。
- hamachobi
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その後の『HACKERS』
洋泉社の『日本人の知らないウィキリークス』の共著者でもある著者によるハッカー文化の現在を過去の歴史から詳しく書いた本。
その『日本人の知らないウィキリークス』の執筆部分を読んで以来、注目していた著者。
文系出身の著者だけに技術的な記述については、理系の人には物足らないかもしれないが、文系出身の私には、むしろ好ましく思える内容。
今回もハッカー文化の生い立ちから現在のウイキリークス、アノニマスに至るまでを分かりやすく書いていて、とても面白かった。
基本的にハッカーを違法か適法といった観点ではなく、その活動が社会にもたらす効用について、肯定的に描いているのには賛同する。
それは、直接行動が民主主義を補完するものであり、間接民主制の限界を超えるためのものであることを示唆する。
なんてもっともらしいことを言うつもりはないが、考えさせられた。
参考文献にも挙げられているスティーブン・レビーの『ハッカーズ』を読んで胸を躍らした自分としたは、その現代版として読めてとても良かった。
[BOOKデータベースより]
アノニマスの活動により政府や企業にさまざまな被害が出たり、ウィキリークスによって各国の機密情報などが次々に暴露され、外交にも影響を及ぼしていることは知られている。これらの動きにはどのような潮流や歴史的背景があるのだろうか?気鋭の論者が「ハクティビズム」というキーワードを軸として、ネット社会を論じる。
序章
[日販商品データベースより]第1章 コンピュータとハッカーの登場
第2章 ハッカーと権力の衝突
第3章 創造性とウィキリークス
第4章 仮面の集団アノニマス
第5章 ハクティビズムはどこに向かうのか
終章
サイバーテロリストか、それとも正義の味方か。ウィキリークスやアノニマスが注目される中、気鋭の社会学者がその潮流と背景について紹介。「ハクティビズム」というキーワードを軸として、ネット社会を論じる。