- 小説野性時代 vol.106
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カドカワ文芸ムック 108
特集:江戸の秘めごと
- 価格
- 713円(本体648円+税)
- 発行年月
- 2012年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784041300237

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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hamachobi
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来月号の特集までは読もう
先月号で連載が終わってしまった冲方丁の「光圀伝」。
早くも単行本化されるということで、嬉しいことなんだけど、この雑誌を読み続ける意味もなくなってしまった感じ。
冲方丁の連載をキッカケに、それこそ何十年ぶりかで、読み始めたこの雑誌だったけど、連載が終わってしまったら、正直言って、それほど自分好みじゃない。池上永一の「黙示録」、福田和代の「潜航せよ」といったお気に入りの作家の作品はいいし、初めて読んだ垣根涼介の「光秀の定理(レンマ)」も面白いんだけど、それ以外読むところがあまりない。
特集も、今回は「江戸の秘めごと」。やたらと、この雑誌は官能小説特集が多いのだ。別に官能小説がキライだとは言わないけれど、定期購読してまで、読もうとは思わないなぁ。
ということで、来月から読むのをやめようと思ったら、なんと来月の特集は、冲方丁。もちろん、「光圀伝」の単行本発売に合わせてのことだと思うが、これは読まなければなるまい。
[日販商品データベースより]
男と女が出会い、一夜の恋に溺れる場所、遊郭。そこでは悦びと哀しみのドラマが繰り返されてきた。「遊郭」「遊女」「吉原」をキーワードに、江戸時代の愛と性、日本人が慈しんできた物語の秘密にせまる大特集。