[BOOKデータベースより]
繰り返される越境と変容―歴史と現在、地域と世界との対話へ。「夢」の跡地に宿る力。転変の歴史を経て刻まれた記憶、ユートピアの孕む光と陰。交錯する過去と未来が底流となり、世界の現在を動かす。
1 ユートピアの思想と運動(汎イスラーム主義再考―ロシアとイスラーム世界;革命と哲学―世紀転換期ロシアにおけるマルクス主義者たちの哲学的模索と論争;ポストモダニズムとユートピア/アンチユートピア―現代ロシアにおける「近代」の超克)
2 記憶と政治(記憶の中のロシア革命―ロンム『十月のレーニン』とスターリン時代の革命映画;歴史と記憶の政治―エストニアの事例を中心に)
3 記憶の深層(英雄叙事詩の伝える記憶;ポーランド=リトアニア・タタール人のイスラームの記憶;歴史と記憶との狭間を生きることについて―ツォンゴール・ブリヤート人のソ連時代とその後)
「夢」の跡地に宿る力…。異なる文明をもつ複数の大帝国を抱え、20世紀にはソ連という壮大なユートピアの興亡を経験したユーラシア。連関・交錯する記憶とユートピアから、この地域の特性を探る。
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