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【2015年11月発売】
[BOOKデータベースより]
東日本大震災は日本人の仕事や消費行動、幸福感にどのような影響を与えたのだろうか。被災状況、健康状態、就業行動、さらには価値観・心理変化など多岐にわたる調査から震災後の日本社会の変化を詳細にとらえる。2011年6月と10月に実施「東日本大震災に関する特別調査」の成果報告。
第1部 KHPSの標本特性(景気回復基調下における家計行動と震災による家計行動への影響―KHPS2011調査、「東日本大震災に関する特別調査」から)
[日販商品データベースより]第2部 震災と家計の就労・消費行動(査読論文)(東日本大震災が就業行動へ及ぼした影響;東日本大震災後の就業回復についての考察;不安が家計の買い物行動に与える影響―東日本大震災で起きた買い溜め・買い控えの考察;地震保険加入と震災後の家計消費の変化―消費保険仮説の再検証;日本における家計内の時間配分―東日本大震災後に変化があったのか)
第3部 日本社会の価値観の変容(招待論文)(震災ボランティア活動参加の決定メカニズム;東日本大震災がもたらした精神的コスト―パネルデータを用いた自然災害の幸福度・健康感への影響の検討;東日本大震災の幸福感への影響;東日本大震災と家計の地震保険加入行動;最低賃金引上げの経済効果―パネルデータによる分析)
震災前後の家計行動の変化を詳細に把握する。
▼大規模なパネルデータを用いて人々の意識と暮らしの変化を追跡・分析する「慶應義塾家計パネル調査」(KHPS:Keio Household Panel Survey)を使用した家計パネル調査研究8年目の成果を発信。
▼KHPSでは、2011年3月の東日本大震災による、家計への影響を調査するために、震災後の心理状況や家計行動を追跡調査する「東日本大震災に関する特別調査」を6月と10月に実施し、これにより震災前後の変化を詳細に捉えることができた。本書は、震災が就業行動に及ぼした影響、不安が買い物行動に与える影響、地震保険と震災後の家計消費などの実証分析に加え、震災がもたらした精神的コストや幸福感への影響など、震災に関する10章と、KHPSを活用した研究をまとめた1章を収録している。復興や防災に向けた施策の立案や学術的発展に資する一冊。