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- もう一人の「三菱」創業者、岩崎弥之助
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企業の真価は二代目で決まる!
ソフトバンク新書 197
- 価格
- 803円(本体730円+税)
- 発行年月
- 2012年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784797367133
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【2021年03月発売】
[BOOKデータベースより]
三菱の創業者として初代社長の岩崎弥太郎は有名だが、その後を継いだ二代目・弥之助の業績はほとんど世に知られていない。しかし、実は三菱財閥・三菱グループの基礎を築いたのは、この弥之助だったのだ。初代社長ほどのカリスマ性はないが、頭脳明晰・冷静沈着な弥之助は、三菱の危機を救い、さらに発展させることに成功する。本書では、岩崎弥之助の生き方や経営手腕を、余すところなく伝える。
第1章 この二代目なくして三菱なし、岩崎弥之助(弥之助、誕生;兄・弥太郎と違い温和な性格;母の教え;弟の教育に熱心だった弥太郎;弥之助、アメリカに留学す;後藤象二郎の娘と婚約;兄からの手紙;弥之助の帰国)
[日販商品データベースより]第2章 兄・弥太郎との二人三脚で経験した天国と地獄(台湾出兵によって三菱飛翔す;兄から叩き込まれた金銭哲学;政商・三菱への道;高島炭鉱の購入;伊藤博文の策謀;岩崎弥之助の意見書;共同運輸との死闘;岩崎弥太郎の死;共同運輸との和解、そして再戦;極秘のトップ会談;国家のため汽船会社を廃業す)
第3章 寡占から多角へ―巨大財閥への道(弥之助、三菱を再興す;社長独裁を継承;鉱山事業へシフト;弥之助を支えた人材(1)―川田小一郎;弥之助を支えた人材(2)―荘田平五郎;弥之助を支えた人材(3)―豊川良平;嬉しい誤算だった高島炭鉱と造船所の経営;長崎造船所の経営;日本郵船は再び三菱の手に;丸の内を購入して計画した大事業とは?;日本初のビジネス街をつくり上げる;丸の内の今と昔;グループの中核となる銀行業をスタート;倉庫業の将来性に着目;小岩井農場も弥之助にはじまる)
第4章 「紳士の標本」と称された弥之助の人柄(経営者としての弥之助;紳士の標本;弥之助、三菱を禅譲す;政界で活躍する弥之助;スパルタ教育をおこなった温厚な弥之助;一族思いの人柄;弥之助の親孝行と先祖への崇敬;英国紳士の気質を日本に;富める者の責任;岩崎弥之助。壮絶な最期を遂げる;弥之助が支えた久弥と三菱の発展;弥之助の子・小弥太の最期)
カリスマだった創業者社長を継いだ2代目の理想的なビジネス手腕とは。三菱の危機を救い、さらに発展させることに成功。三菱財閥・三菱グループの基礎を築いた岩崎弥之助の生涯を読み解く。