- 小説野性時代 vol.104
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カドカワ文芸ムック 106
特集:「ミステリ」を書きたいあなたへ
- 価格
- 713円(本体648円+税)
- 発行年月
- 2012年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784041300213

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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hamachobi
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特集は、ミステリ
月刊の文芸誌。あまり続けて読むつもりはなかったんだけど、『天地明察』の冲方丁の新作、『光圀伝』の連載が始まったので読み始めたら、なかなか連載が完結せず、読み続けている。
そのお目当ての「光圀伝」は、今月号も相変わらず好調。
なんだけど、ここのところ、ストーリー展開が随分駆け足で、完結を急いでいるというような感じがする。
めまぐるしい展開の割に、大きな動きではない。何か、これから激動の展開でも控えているのだろうか。
特集は、「「ミステリ」を書きたいあなたへ」ということで、堂場瞬一のインタビューなどが収録されているし、恒例の文庫本の付録も、相沢沙呼、真藤順丈、中山七里、初野晴が収録されたミステリ特集だ。
その他、連載陣では、久しぶりの掲載である、垣根涼介の「光秀の定理」がとてもいい。毎月連載して欲しいぐらいだ。あとは、海堂尊の「輝天炎上」、池上永一の「黙示録」、福田和代の「潜航せよ」といったところが、お気に入り。
[日販商品データベースより]
「小説 野性時代」7月号特集は「『ミステリ』を書きたいあなたへ」。読切文庫に相沢沙呼、真藤順丈、中山七里、初野晴を収録。新連載は赤川次郎「天使が森に迷うとき」、内澤旬子「もう一周!世界屠畜紀行」。