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- 複数の「ヒロシマ」
-
記憶の戦後史とメディアの力学
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2012年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784787233400
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記憶の戦後史とメディアの力学
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[BOOKデータベースより]
戦後日本でヒロシマは人々にいかに欲望されたのか。新聞・雑誌や映画、マンガ、観光を対象に、反戦・平和、被爆体験、原水爆禁止、反原発、原子力の平和利用など、時代・場所によって異なるヒロシマ像やその社会背景、そしてメディアの力学を多角的に読み解く。『はだしのゲン』の中沢啓治、『夕凪の街 桜の国』のこうの史代へのロングインタビューも所収。
第1部 広島の「ヒロシマ」(「被爆の明るさ」のゆくえ―戦後初期の「八・六」イベントと広島復興大博覧会;大衆文化としての地方文芸と被爆体験―詩誌「われらの詩」「われらのうた」の文芸的公共性;連続と断絶の都市像―もう一つの「平和」都市・呉)
[日販商品データベースより]第2部 ポピュラー・カルチャーの力学(マンガに描かれた「ヒロシマ」―その“風景”から読み解く;“被爆国民”の「悲劇」と「怨嗟」―『ゴジラ』と「原爆映画」をめぐって;被曝変異譚への欲望―「ウルトラの世界」と放射線;廣島、ヒロシマ、広島、ひろしま―広島修学旅行にみる戦争体験の変容)
第3部 作家インタビュー(解題―「ヒロシマ」を描いた二人の漫画家;インタビュー 中沢啓治―戦後の社会史・メディア史における『はだしのゲン』;インタビュー こうの史代―非体験とマンガ表現)
戦後日本でヒロシマは人々にいかに欲望されたのか。新聞・雑誌や映画、マンガ、観光を対象に、反戦・平和、被爆体験など、時代・場所によって異なるヒロシマ像やその社会背景、メディアの力学を多角的に読み解く。