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[BOOKデータベースより]
ふたりの気持ちがひびき合う、とっておきの物語。
[日販商品データベースより]ねこの「ぼく」は、夜、うさぎのロージーの家の屋根に上ってバイオリンを奏でます。朝になると、家の周りには昨夜の音楽が音符になってバラバラ落ちているので、ロージーはそれをひとつ残らず拾って届けに来るのです。「きっとぼくの演奏を気に入ってくれているんだ」。何かプレゼントしたい、と思い、「ぼく」はそれを土に埋めて毎日お水をあげるとあらふしぎ、やがて芽が出て、大きな木に育ちました。すると、どこからともなく鳥たちがやってきて、楽しい歌を歌います。これをロージーに聴かせなくちゃ! 鳥たちを留らせたまま、「ぼく」は木の鉢をロージーの家へ運びました。ロージーはすてきなプレゼントに大喜び。ロージーが喜んでくれて「ぼく」もとても嬉しかった、というおはなしです。
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久々に心揺さぶられちゃいました。
夏の夜、月明かりの下ヴァイオリンを奏でるネコくん。
それも大好きなお友だちのロージー家の屋根の上でなんですよ。
「まぁー、ロマンティックー♪」って思っていたら、ロージーがまた素敵です。
ネコくんの“ロージーへの思いの詰まった音”を一つも残さず拾い集めるロージー。
ここで、音を拾うという表現に『ドキッ!』としてしまいました。
さらにさらにロージーは、「すてきな ねいろを もう いちど」ってネコくんへ届けてくれて、ネコくんはロージーへの最高のプレゼントを思いつき、・・・。
この後の展開が、本当に夢のあるそして素敵なお話なんです。
プレゼントを大切にゆっくりと時間をかけて育てていくネコくんの姿に、これこそがプレゼントよねぇー♪って、思いました。
そして、ラストでの二人の様子に、相手への深い深い思いはゆっくりじっくり育てていくものだって気付かされました。
13歳の息子が、「何?何?」って手に取り読み終え、「いいねぇー、んー、素敵なプレゼントって贈られる人も贈る人も幸せにしてくれんだなー」って、しみじみ独り言を言っていました。
ちいさい読者さんにも、きっとこの作家さんのメッセージが伝わると思います。(アダム&デヴさん 50代・青森県 男の子13歳)
【情報提供・絵本ナビ】