- 津波のまちに生きて
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2012年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784905194347
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[BOOKデータベースより]
気仙沼に生まれ、育ち、被災した民俗学者が地震・津波の状況と三陸沿岸の生活文化を語る。人間と海との強いかかわりを探り、真の生命を取り留めえる「復興」を示す。
序 流されたものたちへ―家・母・漁港・漁村
[日販商品データベースより]1 津波をめぐる生活文化(津波と伝承―山口弥一郎『津浪と村』をめぐって;流された漁村に立つ;浸水線に祀られるもの;体に刻まれた記憶;三陸の漁師と津波)
2 三陸沿岸の生活文化(黒潮の果てから;気仙沼漁港の「みなと文化」;熊野漁民の東日本出漁;海から見えた山の神―東北太平洋岸の漁師の信仰;『遠野物語』を海から読む;漁師と「寄り物」;漁師の呪術観―気仙沼市少々汐、尾形栄七翁の伝承)
気仙沼に生まれ、育ち、被災した民俗学者が、地震・津波の状況と三陸沿岸の生活文化を語る。人間と海との強いかかわりを探り、真の生命を取り留めえる「復興」を示す。
本書は、この度の震災だけでなく、震災以前の三陸沿岸の生活文化まで記録してある。…それは、ただ経済的な理由だけで一律的・物理的・効率的に復興を目ざすのではなく、その地域それぞれの地勢や風土、生活の特質に見合った復興の仕方を考えなければ、災害のないムラづくりなど構想できないからである。漁労文化を置き去りにした復興は、本当の復興には成り得ない。─「あとがき」より