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- 「菅原伝授手習鑑」精読
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歌舞伎と天皇
岩波現代文庫 B199
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2012年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006021993
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[BOOKデータベースより]
日本人の精神構造を強く規定する天皇。本書は歌舞伎三大名作の一つ「菅原伝授手習鑑」を題材に、作品に描かれた天皇像から日本人の心性を探る。実のわが子を主君の若君の身替りに供するという異様さ、菅原道真と天神伝説、八瀬童子をモデルとした松王丸ら牛飼舎人など、舞台設定の意味を多方面から読み解き、天皇と歌舞伎という聖俗の両極をつなぐものを明示する。
序章 百二十年ぶりの「天覧劇」
初段 夢に夢をや結ぶらん―発端としての「加茂堤」
2段目 道明らけき寺の名も―古層としての「道明寺」
3段目 下々の下々たる牛飼舎人―「車引」と「賀の祝」
4段目 菅秀才の亡骸を御供申す―「天拝山」と「寺子屋」
5段目 北野の千本松、栄へ栄る御社は―「大内山天変」
段外 「寺子屋」変容―「桜姫東文章」と「松王屋敷」