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- オブ・ザ・ベースボール
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- 価格
- 545円(本体495円+税)
- 発行年月
- 2012年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167834012
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
一年に一度という頻度で空から人が降ってくる街ファウルズ。そこでレスキューとして働く主人公。今まで誰一人として落下者の救出に成功したものはいない。そんな彼らが持ち歩くのはバット。落ちてきた人間を打ち返すというのが目的らしい・・・。表題作の『オブ・ザ・ベースボール』と『つぎの著者につづく』のに作品が収録されています。両方ともまさに円城塔といったテイストを存分に発揮していますね。両方とも意味不明だけど、それがいい!言葉選びのセンスがすごいなーって思います。個人的にはこの『オブ・ザ・ベースボール』や『後藤さんのこと』の作風が大好きで、なんだかわからないけど中毒性がございます。円城作品は文学におけるモダンアート的なものですかね。理解するんじゃなくて、感性で感じ取るものだと思います。難解だけどなぜだかスカッとする!そんな感じです。(ゆい/男性/20代)
[BOOKデータベースより]
ほぼ一年に一度、空から人が降ってくる町、ファウルズ。単調で退屈な、この小さな町に流れ着き、ユニフォームとバットを身につけレスキュー・チームの一員となった男の物語。奇想天外にして自由自在、文學界新人賞受賞の表題作に、知の迷宮をさまようメタフィクション小説「つぎの著者につづく」を併録。