[BOOKデータベースより]
ことばはほんの少しだけ、おまけに色もごらんの通り…それなのにこの絵本はいつまで見ていても、見飽きるということがありません。レオニの想像力と、それを支える描く技術、そのふたつとも基本的にはなんのてらいもない素朴なものです。浜辺の小石にいろいろなものの形をみるのは、子どもたちの得意とするところだし、鉛筆(多分)なら誰でももってる。しかし、単純なものから出発してレオニはなんという洗練の高みに達したことでしょう。なんという微妙な味わいをつくり出したことでしょう。これはもう、魔法としか言いようがありません。
[日販商品データベースより]はまべにはいしがいっぱい。普通のいしが多いけど、見たこともない不思議ないしもある…。言葉はほんの少しだけ、色も少ないけれど、いつまで見ていても見飽きるということがない絵本。
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石、石、石・・・子どもたちって、石が好きですね。浜辺の石はいろんな色や形をしていて、まったく同じものは二つとありません。そして石は、いろんなものに見えます。子どもなら特に。この絵本には、そんな石の魅力がいっぱいに詰まっています。さかなの形をした石、がちょうみたいな石、数を教えてくれる石、そして素敵な顔の石・・・。モノクロの鉛筆で描かれている石のちょっとした丸みや影に、不思議と温かな、親しみと懐かしさを感じます。色もなく、言葉も少ないこの絵本を、じーっと見つめて、親子で石の形の話しをする。ああ、なんて豊かな時間でしょうか。実はこの作品、レオ・レオニの3冊目の絵本とのこと。日本でも長い間絶版で入手困難でしたが、このたび2012年4月に好学社より復刊されました。私たちの知らなかったレオ・レオニの世界に出会えたことに感謝します。
(絵本ナビ事務局長 金柿秀幸)
スペシャルコンテンツで興味を持って、読みました。
色はモノクロ、ストーリーがあるわけでもない。
そして、ここに描かれているのは、想像が広がった石の姿。
色のない世界は、一見 殺風景な印象。
でも、誰よりもこの本に興味を示したのは、うちの娘です。
本当に飽きることがないようです。
訳者の谷川俊太郎さんが、
「これはもう、魔法としかいいようがありません」と記されていました。
レオニの魔法、ほんとうに素敵です!(しゅうくりぃむさん 40代・大阪府 女の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】