[BOOKデータベースより]
近年の新しい資料と研究動向を的確に見据えて古墳時代研究の到達点を総括し、気鋭の研究者の論考により展望する。
1 古墳の造られた時代(古墳時代の地震災害;年輪年代研究の到達点;古墳時代の植生環境;古墳時代の沖積作用と地形の形成)
2 物づくりの科学(鉄;青銅・金銅;漆製品の化学分析;赤色顔料;三次元計測と銅鏡製作技法)
3 原材料の動き(理化学的胎土分析;東アジア青銅器と鉛同位体比;古墳石材の山地同定;石棺石材;古墳時代のガラス)
4 社会と生活(生物人類学から見た渡来系集団の拡散と生活環境の変化;動物利用;植物利用)
5 コンピューター技術と古墳時代研究(古墳の地中探査;地理情報システムの利用;バーチャルリアリティの有効性;考古資料のためのデジタルアーカイブ)
近年の新しい資料と研究動向を的確に見据えて古墳時代研究の到達点を総括し、気鋭の研究者の論考により展望する。諸科学との学際研究は今後の古墳時代史研究にいかなる広がりを持たせ得るのか。その可能性を探る。
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