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- 倫理の他者
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レヴィナスにおける異教概念
勁草書房
馬場智一
- 価格
- 6,050円(本体5,500円+税)
- 発行年月
- 2012年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784326102136


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[BOOKデータベースより]
倫理への道にエゴイズムの影を落とす「異教」概念。その思想史的由来とレヴィナスにおける多元的意義を、精緻かつ鮮やかに解明していく。「西洋哲学」の自明性を問う探究の書。
序論 「異教」の問いとレヴィナス
[日販商品データベースより]1 「異教徒」、翻訳史と語源論争(ヘブライ語―タナッハにおける‘〓amとg〓oj;ヘブライ語からギリシア語へ―七〇人訳聖書における‘〓amとg〓ojの曖昧さの修正;ギリシア語―新約聖書:キリスト教徒、ユダヤ教徒、異教徒;ラテン語―ウルガタ訳における「異教徒」;ラテン語内部での変遷;近代語における「異教徒」)
2 西欧精神史における異教批判の歴史(前史―不道徳な神々の批判と自然神学批判(プラトン);聖書にみられる異教批判の基本的議論;古代護教論;護教論の変化と異教概念の形式化;啓蒙以後の宗教論の変遷と異教概念の変化;ドイツにおいても再び形而上学化された宗教論における異教)
3 レヴィナスにおける異教概念(護教的パガニスム概念の受容?―レヴィナスとマリタン;了解とは別の仕方で―異教的実存様態の対蹠点;存在者の文明論的諸様態―ユダヤ、キリスト教西欧、異教;異教の両義性;「パガニスムの危険」の消失と非場所の思想)
補章 自然法とノアの命法―レヴィナスにおける自然概念(の不在)とその帰結
生きることは他人の場所を奪うことである…。倫理への道にエゴイズムの影を落とす「異教」概念。その思想史的由来とレヴィナスにおける多元的意義を、精緻かつ鮮やかに解明。「西洋哲学」の自明性を問う探究の書。