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- 〈戦争の子ども〉を考える
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体験の記録と理解の試み
甲南大学人間科学研究所叢書「心の危機と臨床の知」 第12巻
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2012年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784582731064
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[BOOKデータベースより]
子ども時代の戦争体験についての聞きとりや、子どもの心に与えた「トラウマ」、さらに疎開や被害体験の調査によって、子どもの戦争体験を多角的にとらえ、その実相に迫る試み。
第1部 子ども時代の戦争体験の記録と理解(序論―「戦争の子ども」研究の意義;関西地域における「戦争の子ども」;「戦争の子ども」における心理学的研究と歴史学的研究の相補性;疎開体験の調査―精道国民学校の場合)
[日販商品データベースより]第2部 「戦争を生きた子どもたち」―シンポジウム記録より(シンポジウム趣旨;戦争の子ども時代を思い出すドイツ人;日本における子どもの戦争体験―関西地域における調査から;語りうる戦争体験、語りえない戦争体験;戦争を生きている子どもたち―祖父の戦場;全体討論)
第3部 「加害‐被害」関係と和解、そして赦し(戦争体験にみる「被害」と「加害」;喪、赦し、祈り―数ある例のひとつではない)
戦争下の子どもの心とは。第2次大戦下の子どもたちについて、個人にとどめられた体験の聞きとりと、史料調査をも含む歴史学的アプローチによって、戦争体験を多角的にとらえ直し、その実相に迫る。