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- マイナンバー
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社会保障・税番号制度ー課題と展望
KINZAIバリュー叢書
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2012年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784322119695
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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- hamachobi
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よくまとまってはいるが、物足りない
紆余曲折はありながら、やっと実施のめどがたちそうな感じの共通番号制度。「マイナンバー」なんていう口当たりのいい名前に変えて、国民への浸透を図ろうとしているが、まだまだ広まってはいない。
この本は、そんなマイナンバー制度をコンパクトな訂正ながら、導入の経緯から諸外国の制度の紹介まで、わかり易く説明はしてくれるので、マイナンバー制度を全く知らない人なら読む価値はあるように思う。
しかし、ここに書かれているような内容は、すでに政府の研究会や地方自治体向けの説明資料などで、読んだことのあるものばかりで、あまり新しい知識を得るには至らなかった。
こういった本は、マイナンバーの啓蒙には役に立つかもしれないが、私のような自治体のシステム部門にいる人間にとってはあまり役には立たなかった。この制度の導入に合わせて、全国の住民系の業務システムに大幅な手が加わることは間違いないし、他の自治体等との連携の仕組みも構築が必要となる。こういったシステム面の対応については、おそらくどこかで検討が進められているのだろうが、なかなかその状況が伝わらず、スケジュールばかりが決まる中、不満に思う今日この頃である。
国税連携や対応真っ盛りの外国人住民のための住基法改正における法務省連携の仕様のお粗末さなんかで苦労した身とすれば、このマイナンバー制度のためのシステム開発、システム改修で再び悪夢を見るんじゃないかって感じ。
[BOOKデータベースより]
番号制度の導入で何がどう変わるのかを、スペシャリストがわかりやすく解説し、番号制度を活用した新しい社会モデルを鳥瞰する。
第1章 社会保障・税番号制度の概要(社会保障・税番号制度(マイナンバー)の概要;意義と理念、スケジュール;番号制度を活用して何ができるようになるのか)
[日販商品データベースより]第2章 社会保障・税番号制度に関する検討の経緯(番号をめぐる3つの議論;納税者番号の議論;社会保障番号の議論;国民IDの議論)
第3章 社会保障・税番号の検討課題(総論―残された課題;プライバシー保護対策;番号の民間利用について;税務面での所得把握の向上)
第4章 番号制度を活用してつくる新たな社会(番号制度を活用した新たな税制;税と社会保障の一体改革―給付付き税額控除;記入済み申告制度の導入;e−Taxを活用した自主申告制の導入に向けて;金融所得一体課税の推進;日本版IRA(個人型年金積立金非課税制度)の創設;さまざまな政策税制)
第5章 諸外国の番号制度について(概要;米国;スウェーデン;オランダ;ドイツ;オーストラリア)
マイナンバーは、なぜ導入されるのか。個人情報は保護されるのか。番号制度の導入で何がどう変わるのかについて、スペシャリストがわかりやすく解説。番号制度を活用した新しい社会モデルを鳥瞰する。