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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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hamachobi
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ハッカーも昔と変わったなぁ
ハッカー(クラッカーと言ったほうが正確か)ものといえば、私の世代ではケビン・ミトニックの話が有名だけど、これは私でも聞いたことのある有名なハッカー、ケビン・ポールセンが書いたノンフィクション。
クレジットカードの情報を盗んだハッカーの逮捕までの顛末を描いたなかなかスリリングな話だけど、どうも、昔読んだケビン・ミトニックと下村の対決を描いた本ほどドキドキ、ワクワクしない。犯罪であるのは当たり前で、逮捕されるの当然なんだけど、ミトニックやポールセン自身の時代のハッカーのように愛すべきところがあまりないんで、感情移入できないんだよなぁ。もはや、そういった古き良き時代のハッカーは存在し得ないのが原題なのかもしれない。
著者のポールセン自身も元超有名なハッカーで、今や「Wired」にも寄稿するようなジャーナリストなので、多少、今回の主人公のクラッカーに同情的なところはあるけれど、あまりにも犯した犯罪の内容が内容だけに、賞賛することは難しいのだろう。
そういえば、最近ミトニックの話はあまり聞かないけれど、どうしてるんだろう?
[BOOKデータベースより]
2007年9月、クレジットカード詐欺の帝王“アイスマン”が逮捕された。本名はマックス・バトラー(当時35歳)。彼はセキュリティの甘いWi‐Fiネットワークを悪用してコンピュータをハッキングし、200万件ものカード番号を盗み出した。そして偽造カードを作り、キャッシャー(手下)に買い物をさせ、ネットオークションで売りさばいた。また、「ダンプ」と呼ばれるカード情報をウェブサイトで“同業者”たちに売った。これにより金融機関が受けた損害額は推定8600万ドル(当時のレートで約100億円)にのぼる。アイスマンには2010年、サイバー犯罪史上最も重い懲役13年の刑が下された。しかし彼は、ハッキングでFBIに協力するという“善玉”の顔も持っていた―。自らも逮捕歴のある元ハッカーのジャーナリストが、謎に包まれていた“帝王・アイスマン”の実像を明らかにする。
鍵
[日販商品データベースより]凶器
サンフランシスコへ
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マックス・ヴィジョン
ようこそアメリカへ
好機
犯罪のパートナー
カード情報は一件二〇ドル
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手入れ
不正現金引き出し
ファーヤーウォール作戦
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ブリーフィング
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ライバル
自供
逮捕
退場作戦
ダークマーケット
量刑言い渡し
その後
その男はWi−Fiから侵入した…。ネット上の闇の巨大市場で「帝王」と呼ばれた、スーパーハッカー“アイスマン”とは何者か。その犯行の手口、FBIとのせめぎ合いを、元ハッカーの著者が明らかにする。