陸軍登戸研究所と謀略戦

科学者たちの戦争
歴史文化ライブラリー　３３７

吉川弘文館
渡辺賢二　

• 価格: 1,870円（本体1,700円＋税）
• 発行年月: 2012年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784642057370

内容情報

[BOOKデータベースより]

陸軍登戸研究所関係者が明らかにする謀略戦・秘密戦の実態とは。最新の科学技術を駆使して研究・開発された風船爆弾・スパイ用兵器・偽造紙幣などの兵器。戦争に動員された科学者たちの姿から、戦争と科学の関係を描く。

「謀略の丘」で考える―プロローグ
登戸研究所の誕生（陸軍科学研究所と秘密戦研究；登戸研究所の実態―研究内容と研究体制）
兵器の研究・開発と謀略戦（第一科の活動内容―物理学兵器の研究・開発；第二科の活動内容―生物化学兵器とスパイ用品の研究・開発；第三科の活動内容―経済謀略活動の展開）
登戸研究所と科学者たちの本土決戦と戦後（本土決戦体制と登戸研究所；敗戦と登戸研究所；帝銀事件と登戸研究所）
「負の遺産」としての登戸研究所―エピローグ

[日販商品データベースより]

最新の科学技術を駆使して研究開発された風船爆弾・スパイ用兵器・偽造紙幣などの兵器。戦争に動員された科学者たちの姿から、日本陸軍の謀略戦・秘密戦の実態や戦争と科学の関係を描く。