[BOOKデータベースより]
第1章 考古学からみた邪馬台国研究の歴史(初期の邪馬台国研究史;小林行雄の同笵鏡配布理論;吉野ヶ里発見と考古学研究)
第2章 近年の近畿説と九州説(纒向遺跡と邪馬台国近畿説;考古学九州説の反省点)
第3章 『魏志』倭人伝と考古資料(『魏志』倭人伝の方位の正しさ;距離の記述に関する謎;集落の規模と倭人伝戸数の比較;邪馬台国とその周りのクニグニ;筑紫平野集落ネットワーク;まとめ―私の邪馬台国説)
「魏志」倭人伝の方位と距離の記述は誤りではなかった…。考古学発掘調査の成果をもとに、先人たちを悩ませてきた「魏志」倭人伝の方位と距離の謎を解き明かし、実在の遺跡から邪馬台国時代のクニグニの実像に迫る。
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結論から言うと、「この本は九州説」です。「いまのところ、考古学界ではほぼ近畿説に落ち着いている」そんな状況下で、なぜ九州なのか。しかしそもそも、発掘調査から得られる木簡や銅剣などの「考古資料」には「邪馬台国」「卑弥呼」という言葉は見つかったためしがないらしく、そもそもは『魏志』倭人伝などの文献にその記述が残るのみなのだそうです。本書は、掘り起こされた遺跡の発掘調査からもう一度邪馬台国を考古学的見地から問い直す。必ず一定数が売れる「邪馬台国もの」、棚に揃えて間違いなし!