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[BOOKデータベースより]
日本植民地時代の「国語」教育、およびその「成果」をめぐる、当時から現在までの様々な言説を分析。台湾人の苛立ちと諦観、教育者の焦りと自己満足、旅行者のノスタルジー、言語学者の興奮など、日本語を話す台湾人という現象からあぶりだされるのは、むしろ日本人の日本語観である。ことばをめぐる政治・歴史・他者像を明らかにしてきた著者の最新書下ろし。
はじめに―「JAPANデビュー」
[日販商品データベースより]第1章 日本語への視線―「かれらの日本語」という問題
第2章 「かれらの日本語」発生の前提
第3章 「かれらの日本語」の発生
第4章 「かれらの日本語」の展開―一九四五年以降の台湾と日本語
第5章 「日本語教育史」の再編―「成功」の歴史なのか
第6章 「かれらの日本語」、その後―一九九〇年代以降の議論
おわりに―「わたしたちの日本語」の解体にむけて
日本語は日本人だけのものなのか。植民地で話させた日本語は、だれのものなのだろうか…。いちどは遺棄され、そしてまた拾いあげられようとする日本語の現在をめぐる政治学。