内容情報
[BOOKデータベースより]
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ひとみちゃん、いつ帰ってくるの？すぐに帰れると思っていた家族。必ずもどってくると待っていた犬たち。あたり前だった毎日があたり前ではなくなったあの日から、生きるために歩きつづける原発被災地にのこされた犬たちの物語。
[日販商品データベースより]「さくら、すぐに戻ってくるからね」。１週間たち、１０日たち、つながれたくさりを切ったその日から、しば犬・さくらの苦難の日々が始まった…。原発被災地で動物救護活動を行う獣医師が書いた物語。
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東日本大震災と福島原子力発電所爆発事故を思い出される、つらいお話です。
震災後間もない時に書かれたので、この本からその後については触れられていません。
フィクションとはいえ、希望的予測でまとめることはためらわれたのでしょう。
被曝地に残されたペットは、家族でありながら、人間とは区別されたのです。
緊迫した状況ではやむを得ないことではありました。
残された犬はどのように生きたかを想像すると切なくなります。
ほっとできる後日談があるのでしょうか。（ヒラＰ２１さん 70代以上・千葉県 ）
【情報提供・絵本ナビ】