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内容情報
[日販商品データベースより]
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「別々に自分の家を建ててごらん」とお母さんに言われ、さっそく家を建て始めた3びきのこぶたたちだが…。動物の生態を観察して描く絵画表現で、擬人化の達人とも呼ばれた山田三郎の魅力が凝縮された1冊。
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価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2001年12月発売】
誰もが小さい頃から一度は聞いたことがあるだろう、世界の名作「3びきのこぶた」。日本を代表する童画家山田三郎の素晴らしい絵で描かれたこの作品は、今から約40年近く(1974年)も前に発行された、当時の人気童謡絵本シリーズ「ドレミファランド」の中からミュージカルのお話を抜粋して一冊にまとめられたものなのだそうです。その幻の名作が今、ついに単行本となって新しくよみがえったという事です。ストーリーはすっかりお馴染みの展開なのですが、こぶたの兄弟の会話から垣間見えるそれぞれの性格や、怖そうだけど何だか不器用そうなおおかみの行動の描写など、とても丁寧に描かれており、改めてそのやりとりの面白さを楽しめる内容となっています。でもなんといってもみどころは、動物の生態をきちんと観察して描くという山田三郎の絵の魅力。冒頭に大きく登場するおおかみは、擬人化され、洋服を着込み、二本足で歩いているにも関わらず、にやりとしたその表情の迫力にドキっとさせられてしまいます。やっぱり「3びきのこぶた」はおおかみが怖くなくてはいけないのです。更に、こぶた達は愛らしくも丸々と太っていてちゃんと美味しそう(!?)だったりします。この関係があるからこそ、ドキドキハラハラの物語を味わえるんですよね。それでいて、こぶた達が身につけている小物などの細かい描写や、末っ子のこぶたが建てたれんがのおうち、金色に輝く実りの秋の美しい風景などなど美しい場面の数々にうっとり。絵本としての魅力にあふれているこの一冊は、心を込めた贈り物としてもぴったりです。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
「3びきのこぶた」のお話は有名なので,たくさんの絵本が出ていますね。
お兄さんこぶたは食べられてしまったり食べられずに逃げ切れたり,またりんごのお話が載っていたり載っていなかったり,それぞれの絵本で違いがあるので読み比べてみるのも面白いですね。
イラストでまた味わいも違いますしね。
こちらの絵本は,絵も程よく味わいありよかったです。(まゆみんみんさん 30代・兵庫県 女の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】