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- 「IT断食」のすすめ
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日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
遠藤功 山本孝昭- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2011年11月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784532261405
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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- hamachobi
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極端な断食ではなく、適度なダイエットが必要かな
ローランド・ベルガー会長の遠藤功氏とドリーム・アーツの社長の山本孝昭氏の行き過ぎたIT化に警鐘を鳴らす本。ICF(情報洪水)やBLT(バカのロングテール)なんて言葉は面白かったが...
たしかに、この15年ぐらい、うちの会社も情報システムに莫大な投資を行なってきた。それまでは、基幹系業務をホストコンピュータで処理はしていたし、OA化と称して課の一台のワープロ専用機で文書を作っていたのが、LANを引き、グループウェアなどの情報系もシステム化を進めてきた。著者の言うように、そのことによって、社内で飛び交う情報量は飛躍的に増大し、その処理に忙殺されるようになったのも間違いない。
私自身も、毎日メールの処理に追い回されていて、ストレスを感じているが、でも、それ以上に仕事の効率化のメリットは大きい。メールで済むことをわざわざ電話や打ち合わせでコミュニケーションすることはかえってストレスだし、非効率だ。
著者たちが「断食」という強い表現で主張していることも理解はできるが、IT化自体が問題ではなく、方針もなく闇雲にIT化してきたことが良くなかったのだと思う。もちろん、ウチの会社も例外ではない。社内に情報システムが溢れてる現状は、なんとかしたいが、断食はやはり極端。まぁ、ダイエット、しかも美味しくて、健康的で、安いものを食べるようなダイエットがいいだろう。そういう食事を経営層やユーザに提供するのも情報システム部門の責任かな。
[BOOKデータベースより]
大量のゴミメールに、時間ばかり取られるパワポ資料。現場を忘れた技術者に顧客と会わない営業マン―生産性を向上させるはずのITに、みんなが振り回され、疲弊している不条理。深く、静かに進行する「IT中毒」の実態を明らかにし、組織と現場の力を取り戻す方法を解説する。
プロローグ―IT中毒者たちの“多忙”な日常
[日販商品データベースより]第1章 本当は恐ろしい職場のIT
第2章 世代で異なる副作用
第3章 「IT黒船来襲」に踊る人々
第4章 依存症克服への「処方箋」
エピローグ―中毒症状を乗り越えて
押し寄せるメール、どうせ見られない大量の資料。やたらと増えた管理システムへの情報入力。生産性を向上させるはずのITに振り回される不条理。IT中毒の実態を明らかにし、IT依存症から抜け出す方法を教える。