ネパール映画の全貌

その歴史と分析

凱風社
伊藤敏朗　

• 価格: 3,630円（本体3,300円＋税）
• 発行年月: 2011年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784773636017

内容情報

[BOOKデータベースより]

様々な政治的・経済的困難を抱えながらも、映画をこよなく愛する国民と、その国民に支えられたネパールの映画人は、世界に誇れる映画の「創造」にむけて情熱を傾けている。映画大国インドのマサラ・ムービーから脱却し、いかにして独自の映画を生み出せるか。映像が映し出したネパールの素顔とは。

第１部　研究の視座とネパールの概要（研究の目的と方法；ネパールの国勢・歴史・視覚芸能）
第２部　ネパール映画の歴史と現状（ネパール映画の歴史；ネパール映画の現状；現地における映画製作実践）
第３部　本研究のまとめとネパール映画の課題（ネパール映画の特質と課題；結論）

[日販商品データベースより]

民主共和制の下で新しい国づくりを始めたネパール。外国人監督としてネパール映画界にデビューした著者が解説・研究した、本邦初のネパール映画事情。ヒマラヤの懐に抱かれた小国では、映画は今も娯楽の王様だった。