- 鷺と雪
-
- 価格
- 693円(本体630円+税)
- 発行年月
- 2011年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167586072
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
「ベッキーさんシリーズ」の最終巻。話の中心となるのは名門女学校に通う英子、ベッキーさんは彼女の専属運転手です。1930年代という時代の背景と実際にあった端々の事件と物語とが絡み合い、徐々に大きな時代のうねりとなっていきます。ただし、そういった大きな話の中でも北村薫ならではの細やかさは失われておらず、主人公たちの日々の生活が描かれ、当時の銀座や上野といった当時の東京の街並みも物語を構成する大きな要素となって生き生きと目の前に表れてきます。次第に自分の手の届かないところへと行ってしまう人々に対して、同じところに踏みとどまっているように思われる自分へのもどかしさ。そういった心情的な点も読みどころだと思います。(piko/女性/20代)
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HonyaClub.comアンケート
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
昭和を舞台に日常が非日常を垣間見るそんな一瞬を切り取った素敵な作品。ベッキーさんの活躍ぶりも見事です。女性ながら聡明な彼女の一言一言が重く胸に刺さります。(ドロシー/女性/20代)
[BOOKデータベースより]
昭和十一年二月、運命の偶然が導く切なくて劇的な物語の幕切れ「鷺と雪」ほか、華族主人の失踪の謎を解く「不在の父」、補導され口をつぐむ良家の少年は夜中の上野で何をしたのかを探る「獅子と地下鉄」の三篇を収録した、昭和初期の上流階級を描くミステリ“ベッキーさん”シリーズ最終巻。第141回直木賞受賞作。