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- スワロウテイル/幼形成熟の終わり
-
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2011年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784150310462
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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- 涼月
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混乱しやすいけど,混乱を楽しもう
この1巻が約10時間以内の出来事(自衛軍DDHの時間より推測)なんだというのが信じられない凝縮と時間移動。主要3本の時間軸視点を動かしながら「籐真節」の文が濃縮されている。この作品は,最初に大きなヒントがでている。気がついた人は,大分混乱せずにすんだろうと思う。ここで気がつかなくても,「揚羽」と鏡子のやりとりや,「揚羽」が自分自身を「私」から「ボク」に呼び方を変える過程も,最後で「あっ!」となるための仕掛けなので混乱を楽しみつつ読んで欲しい。「可愛いなぁ」と思ったのが,ある場所のある落書き。次が楽しみ。
[BOOKデータベースより]
関東湾の自治区に男女別で隔離されている人間たちは、人工妖精と共に暮らしていた。その一体の揚羽は亡くなった後輩が葬式で動く死体になってしまった事件の謎を追う。一方、自警団の曽田陽平は人工妖精の顔剥ぎ事件の痕跡を捜査していた。どちらも当初は単発的な事件だと思われたが、突如自治区を襲ったテロをきっかけに、これらの異変が自治区の深い闇のほんの一端であることを二人は思い知る…。話題の人気作第二弾。
[日販商品データベースより]人間に仕える人工妖精の愛と苦悩を描くアンドロイド成長SF。話題の俊英による第二弾