- 大清帝国への道
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2011年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062920711
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[BOOKデータベースより]
従来、「異民族の征服王朝」もしくは「最後の中華王朝」とのみ捉えられてきた清は、満・漢・藩の「三つの貌」を持つ帝国だった。ヌルハチが統合した北方の一小国は、やがて長城を越えて北京に入城し、さらに中央アジアを制圧、康煕・雍正・乾隆という三帝のもとで最盛期を迎える。満洲語史料を読み解き、現代に続く多民族国家の形成過程を解明する。
序章 天安門から満漢全席まで―大清帝国と現代中国
第1章 三つの貌を持つ帝国
第2章 民族統合・建国から大清国の成立―初代ヌルハチと第二代ホン=タイジの時代
第3章 中国内地への進出から絶対君主権の確立へ―第三代順治帝・第四代康煕帝・第五代雍正帝の時代
第4章 最大版図の形成―第六代乾隆帝の時代
第5章 「華夷一家」多民族王朝の確立
終章 帝国末期の改革と保守―大清帝国から満洲国へ