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- インターセックス
-
- 価格
- 1,144円(本体1,040円+税)
- 発行年月
- 2011年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087467291
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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- 寅吉
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今度は医療ミステリー
歴史物、ミステリーなど、多岐に渡るジャンルの作品を書かれる著者の、医療ミステリー。
ご自身お医者様ということもあり、このジャンルについてもいくつも著作はありますが、やはりどれもさすがの説得力、面白さです。
今回ちょっと、「あれ?」と思ったのは、なかなか「ミステリー」の部分が始まらなかった点。
産婦人科に関する医療事故については、現実世界でも大きな問題になっていますが、作品中でもこの問題と、男性でも女性でもない性、「インターセックス」の問題が取り上げられています。
女性としては、関心を持たずにいられることは難しいテーマで、医療ミステリーだということを忘れて真剣に読み込んでしまいました。
もちろん、ミステリーとしても非常に上質、面白いです。
主人公は女医ですが、この作品を男性作家が書いたことに驚かされたくらい、非常に女性の心に沿った話になっていると思います。
分厚い本ですが、一気読み。
[BOOKデータベースより]
「神の手」と評判の若き院長、岸川に請われてサンビーチ病院に転勤した秋野翔子。そこでは性同一障害者への性転換手術や、性染色体の異常で性器が男でも女でもない、“インターセックス”と呼ばれる人たちへの治療が行われていた。「人は男女である前に人間だ」と主張し、患者のために奔走する翔子。やがて彼女は岸川の周辺に奇妙な変死が続くことに気づき…。命の尊厳を問う、医学サスペンス。
[日販商品データベースより]性の在り方を根本から問う、医療サスペンス
男でも女でもない性を生きる人たちの魂の叫びを聞く、驚愕の医療サスペンス。高度医療で名高い病院を経営し、患者たちに〈神の手〉と慕われる天才医師の狂気と人間の尊厳を問う。(解説/伏見憲明)