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- 美濃部達吉と吉野作造
-
大正デモクラシーを導いた帝大教授
日本史リブレット 人 095
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2011年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634548954
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[BOOKデータベースより]
大正デモクラシーを先導し、議会・政党政治危機の時代には軍部に敢然と異を唱え、議会・政党政治の擁護と対外膨張阻止に全力をそそいだ美濃部と吉野。彼らの提言に従っていたら、戦争は起こらなかったはずである。なぜ、彼らの主張が危機の時代、その真価を問われるときに影響力をおよぼせなかったのか。それを問うことは、民主主義時代の私たちが、よりよき選択を行うために不可欠である。その答えを、当時の政治社会と彼らの言動から模索していきたい。
美濃部と吉野を考察する意味
[日販商品データベースより]1 大正デモクラシーと美濃部、吉野
2 帝大教授としての美濃部と吉野
3 美濃部の天皇機関説
4 吉野作造の民本主義
5 大正デモクラシーの展開と挫折
今日への遺産
政党内閣誕生に貢献し、日本の民主主義の礎を築いた美濃部と吉野。両者の奮闘と軍部の台頭による挫折から、戦前の民主的思想の問題や、背後にある政治・社会の問題を考える。