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- システム障害はなぜ二度起きたか
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みずほ、12年の教訓
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2011年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784822262594
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- 旅人
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ビジネスマンならだれでも納得できるのでは
今の時代はどんな業務でも情報システムなしでは成立しないので、そういう意味ではビジネスマンならだれが読んでも納得できる内容に仕上げられている。
みずほの障害に関しては、発生してから収束するまでの経緯が丁寧に説明されており、運用を束ねる身としてはリアリティを感じながら読むことができた。また、根本的な問題として、経営陣の情報システムに対する意識の低さが最大の原因と指摘されているが、我々としては、もっと経営陣に興味や危機感を抱いていただけるようなプレゼンをしていかなければいけないのだなと改めて感じた。
本書の最後の章では、運用・保守を強化する上での原則が記されており、目新しさはないものの、自分たちが本当にこのようにできているか、改めて考えさせられた。日々発生するトラブルの原因追究の際も肝に銘じて取り組んでいきたい。
[BOOKデータベースより]
このシステム障害は、経営の失敗そのものだ。みずほはまだ、真因に気付いていない。このままでは、三度目が起こる。
第1部 震災直後、「またか」の大規模障害(検証、混迷の十日間―緊急対応の遅れがトラブル拡大を招いた;重なった三十の不手際―真因は経営陣のIT軽視、問題先送りのツケが回る ほか)
[日販商品データベースより]第2部 合併直後、「まさか」の大規模障害(現場任せが諸悪の根源―トラブルの種は一九九九年八月にまかれていた;無理なシステム統合計画を立案―当初計画は二〇〇〇年十一月に破綻 ほか)
第3部 トラブルはどこにでも(金融機関で相次ぐ大規模障害―東京証券取引所、東京工業品取引所;あわや人命にかかわる事態に―東京消防庁、国土交通省、気象庁)
第4部 システム障害と闘う(基幹系システムに危機迫る―肥大化に対処できる人材が払底;経営トップがすべてを左右する―システムが分からないなら退任せよ ほか)
このシステム障害は、経営の失敗そのものだ。このままでは、3度目が起こる…。みずほ銀行が2011年3月に引き起こした情報システム障害の真因を探り、大規模障害をこれ以上繰り返さないための教訓を引き出す。